管理と管理、タワー と景観のシンガポール

建設現場の施工計画を立て、適正な施工をチェックする(現場管理)。通常は建築士、建築施工管理技士の役割である。

建設現場の施工計画を立て、適正な施工をチェックする(現場管理)。通常は建築士、建築施工管理技士の役割である。

モスクワ・シティーではナベレジナヤ・タワー (268m) である。同じモスクワ・シティーにはこれを上回るフェデレーション・タワー(2003年に着工・2009年に完成予定の93階建て (354m) の東棟と、62階建て (242m) の西棟からなる)、マーキュリー・シティー・タワー(2005年末に着工・2008年末に完成予定の70階建 (380m) が建設中で、モスクワ・シティーの計画中で一番高いビルは「ロシア・タワー」となっている。

都市景観は、都市の視覚的な質を問うものである。都市の要素とは、建築の形や色、標識などの比較的小さいものから、広場の造形や街並みなど広がりのあるものまで含まれる。成功した都市景観の例として、シエナやボローニャなどのイタリアの諸都市をあげることがある。カミロ・ジッテの分析によると、ピアッツァと呼ばれる広場やアーケードの使われ方が、都市の一体感や躍動感を生み出している。

シンガポールでは、1965年にマレーシア連邦から独立した後、リー・クアンユー首相と人民行動党は権威主義的な独裁体制を敷き、これらは開発独裁と言われた。徹底した管理社会となるが、経済は著しい成長を続ける。その中で、シンガポール南部に位置する中心部のラッフルズ・スクエアには数多くの超高層ビルが建てられる。この中でも、丹下健三設計のOUBセンター(Overseas Union Bank Centre:280.1m)やUOBプラザ(United Overseas Bank Plaza One:280.1m)、また黒川紀章設計のレパブリックプラザ(Republic Plaza:280.1m)などはシンガポールを代表する超高層ビルである。2006年には、KPF設計のワン・ラッフルズ・キー・タワー(One Raffles Quay North Tower:245.1m)が完成している。